一括返済をしたい借り入れ金、手続きや返済方法を知っておきましょう
お金を借りてしばらくしたとき、あなたが安定した収入を得ていたなら、一り括返済を考えるのは当然のこと。それはあなたが計画性を持って誠実に生活している証拠です。
一括返済を考えるようになったのは、毎日真面目に働いているからですね、毎日働いているということは、一括返済の手続きや諸々を調べる時間も無い可能性があるということです。そして、日々の生活に追われて無事に返済しつつあるからといって、一括返済のことが頭の片隅にありながらズルズルと月日が流れていくのはとてももったいないことです。
一括返済や繰り上げ返済には、諸手続きが必要です。会社の方は消費者が払ってくれている金利が利益になるわけですから、簡単に繰り上げて返されても利益が減るだけなので、手数料が必要になります。そこで、消費者となる私たちは、繰り上げや一括返済した時の残日数や手数料などをきちんと計算し、得になるかどうかを確かめてから一括返済や繰り上げ返済に動くことをおすすめします。
一般的な繰り上げ返済、一括返済は、まず会社に連絡し、いつからの分を繰り上げ、一括返済するのかを聞かれます。来月からなのか、まだ支払っていない今月からなのか等です。それがはっきりすると残金と手数料を教えてもらい、指定口座へ振り込んで終わりということになります。しかしこのときの振込手数料は消費者の負担となることが多いようです。一括返済や繰り上げ返済を申し出たとき、それにかかる手数料と、残金を振込むときの振込手数料は別ですね。なんとなく、返済してあげるからよかったでしょ?という感覚になる消費者もいるようですが、貸金会社からすれば、消費者の金利が利益になるわけですから、一括返済されたら数ヶ月か数年間ずっと入ってくるはずの金利分(儲け分)が入らなくなるわけです。たとえば安い金利で借りていたとしたら、手数料でもとらないと将来入ってくるはずの利益が無くなるわけですから、仕事として成立しませんね。ですから、まとめて返済する場合は手数料がかかることも理解して手続きに入りましょう。